高額療養費制度による自己負担軽減額がよくわかる!

2017/01/16  |

[保険などのマメ知識16]病気・事故のリスクについて②
保険などのマメ知識! 今回は、高額療養費制度による自己負担額軽減の金額例についてです!

こんにちは、saintseitaroです。

※いつも訪問していただいてありがとうございます!

この投稿は「医療保険の高額療養費制度がよくわかる!」にてリニューアルしました。こちらの参照をお願いします。

前回は「病気・事故のリスク」の1回目についてを掲載しました。
今回はその続きについてをテーマにしたいと思います。

それでは、いきます!

高額療養費制度の計算例について

前回の「入院の確率・平均入院日数・高額療養費制度がよくわかる!」で、高額療養費制度として1カ月以内での自己負担額の上限についてを掲載しました。

今回は、1カ月以内での自己負担額の上限額がどれくらいかの計算例を以下でまとめます。

ケース1

入院した方が70歳未満、標準報酬月額28万~50万円で、総医療費が100万円の場合

自己負担額は3割負担のため、30万円

高額療養費制度としての自己負担額の上限額の計算式と金額は以下のとおりです。

80,100+(1,000,000-267,000)×1%=87,430円

つまり、自己負担額として最初に30万円の支払い(※1)を行い、
その後に、300,000-87,430=212,570円もの金額の払い戻しがあります。

※1:但し、以下のような公的医療保険の適用範囲外のものは上記の支払い金額とは、別に支払いが必要になります。

・差額ベッド代
・食事負担1食260円×1日3食
・診断書や入院証明書などの文書料
・先進医療にかかる費用
など

限度額適用認定証について

医療費が高額になりそうなときは「限度額適用認定証」の利用がよいと思います。

自己負担額の上限額以上の支払い分の払い戻しには3カ月以上かかるとのことで、医療費の支払いは大きな負担だと思います。※上記のケースの場合では30万円

70歳未満の方が「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、1カ月 (1日から月末まで)の窓口での支払いが自己負担額の上限額(※1)までとなります。

入院が2カ月をまたぐ場合について

高額療養費制度は、1カ月以内での自己負担額の上限額が決められているもののため、入院が2カ月をまたぐ場合は、自己負担額の上限額が大きくなってしまいます。

上記のケース1を類似したケースで、入院が2カ月をまたぐ場合の計算例を以下でまとめます。

ケース2

入院した方が70歳未満、標準報酬月額28万~50万円で、総医療費が100万円ではあるが、入院が月をまたがり1カ月目、2カ月目共に50万円の内訳だった場合

自己負担額は3割負担のため、1カ月目、2カ月目共に15万円

1カ月目の高額療養費制度としての自己負担額の上限額の計算式と金額は以下のとおりです。

80,100+(500,000-267,000)×1%=82,430円

※今回のケース例では、2カ月目も同じ金額になります。

つまり、自己負担額の上限額は、82,430×2=164,860円に増えてしまい、自己負担額として最初に30万円の支払い(※1)を行い、その後の払い戻し金は、300,000-164,860=135,140円に減ってしまいます。

まとめ

総医療費が同じ100万円でも入院期間が1か月以内か、2か月にまたがるだけで、ケース1とケース2との差額は、212,570-135,140=77,430円になります。

参考情報になればと思い掲載をさせていただきましたが、入院期間をご自身でコントロールすることは難しいと思いますし、入院や手術について最悪は命に関わることのため、医師の先生と入院や手術の予定等のお話については、ご自身やご家族の安心などを一番に優先していただけたらと思っています。

一旦以上になります。

上記掲載内容は、以下のサイト等を出典とし弊サイトが作成したものになります。

医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151

しつこい勧誘等もなくフランクに利用できるため、保険見直しラボに相談を行うのもおススメです!
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「FP技能検定 3級」の試験日:2017/1/22(日)まで、あと6日!
ちょっとヤバくて、、上記のとおりです。。
ラストスパートで頑張るのと、とりあえずは試験会場まで行って受験はしようと思います!

「データベース○ペシャリスト試験」の試験日:2017/4/16(日)まで、あと90日!
※とりあえずは、1/22のFPということで、、、

同カテゴリーの次の掲載となる「病気・事故のリスクについて(傷病手当金がよくわかる!)」についても参照いただければと思います!

では、みなさまのほけんライフと2017年がじゅうじつしますように♪

Thank you for reading through.
See you next time!

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