[保険などのマメ知識07]死亡のリスクについて④
こんにちは、saintseitaroです。
※いつも訪問していただいてありがとうございます!
この投稿は「死亡のリスクへの備えがよくわかる!(2019年版・自営業向け)」にて、リニューアルしました。こちらの参照をお願いします。
前回は「万一の場合の必要保障額」に備えるために、生命保険を利用する場合に、どのような利用の仕方が良いかを掲載しました。
今回は前回に予告したとおりに自営業のケースでの「万一の場合の必要保障額」の算出をしてみるとどうなるかをテーマにしたいと思います。
その前に、前回の掲載内容をまだご覧いただけていない場合は、まずはこちら「死亡のリスクへの備えがよくわかる!(会社員向け・その2)」から参照をお願いします!
それでは、いきます!
自営業の方の場合の「万一の場合の必要保障額」の算出について
前々回の「死亡のリスクへの備えがよくわかる!(会社員向け・その1)」で掲載した会社員のケースで、世帯主を自営業に置き換えて算出したいと思います。
- 世帯主:35歳で万一の事となった
- 配偶者:33歳
- お子さん2人:3歳と1歳
- 持家なし:家賃月8万円
- 家賃・教育費以外の生活費:月15万円
以下の表を作成してみたので、ご覧いただけたらと思います。
算出結果は、
- ①支出の見込み額合計:14,120万円
- ②収入の見込み額合計:6,831万円
- 万一の場合の必要保障額(①-②):7,289万円
となりました。
「①支出の見込み額合計」は、会社員のケースと同じです。
「②収入の見込み額合計」は、会社員のケースより低い金額になっています。これは厚生年金に加入していないことで「遺族厚生年金」の支給がないことや、死亡退職金・死亡弔慰金があることを想定していないためです。
そのため、世帯主が自営業のケースでの「万一の場合の必要保障額」は上記のとおりとなり、会社員のケースより約3,200万円も高額になっています。
前々回と同様に、直近10年分の支出と収入の見込み額の算出と「万一の場合の必要保障額」を算出します。
※合わせて大学費用は半分のみ、結婚資金の援助額は0円として算出します。
算出結果は、
- ①支出の見込み額合計:4,716万円
- ②収入の見込み額合計:2,677万円
- 万一の場合の必要保障額(①-②):2,039万円
となりました。
直近10年分であれば、会社員のケースとほとんど変わりませんでした。
まとめ
今回のケース例でも、生命保険で約2,000万円を補うこととし、向こう10年間の間で、新たな再出発のライフプランニングをされてはどうかと、自分だったら提案したいと考えますが、10年後の「万一の場合の必要保障額」は会社員のケースと異なる保障額になると思うため、どのような保険の申し込みがよいかが変わると思います。
次回はそれも踏まえて、「万一の場合の必要保障額」に備えるために、生命保険を利用する場合に、どのような利用の仕方が良いかをお伝えできたらと思います。
一旦以上になります。
以下は、上記で「万一の場合の必要保障額」を算出した際の補足です。
・配偶者、お子さんの生活費について
・お子さんの教育資金について
・結婚資金(親の援助額)について
・死亡整理金について
・遺族基礎年金について
・自己資産(金融資産保有額)について
前々回の「[保険などのマメ知識05]死亡のリスクについて②」と同様です。
・住宅費用については、1例です。
・不時の出費(予備)については、1例です。
・配偶者の勤労収入については1例です。
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では、みなさまのほけんライフがじゅうじつしますように♪
Thank you for reading through.
See you next time!