こんにちは、saintseitaroです。
※いつも訪問していただいてありがとうございます!
至って普通のシステム○ンジニアではありますが、AFP資格を取得しました!
何より以下のプロセスを辿って、AFP資格まで取得できた事が個人的にうれしく思います。
3級FP技能検定に合格 ⇒ 2級FP技能検定に合格 ⇒ AFP資格の取得
今回は、3級FP技能検定の合格から、AFP資格までの取得についての経緯と、自分なりのポイントと思ったことなどをまとめていけたらと思います。
それでは、いきます!
Contents
3級FP技能検定について
以下で、受験資格、試験実施機関、試験実施時間と試験概要、受験料、試験日程などをまとめたいと思います。
受験資格について
3級FP技能検定は受験資格はなく、誰でも受けれます。
一応以下のとおりに公表はされていますが、、
『FP業務に従事している者または従事しようとしている者』
試験実施機関について
試験実施機関は以下の2団体で、2つあるのも特徴的だと思います。
・金融財政事情研究会(※きんざいとよく略されています)
・日本FP協会
試験実施時間と試験概要について
午前は学科試験で、午後は実技試験となっており、時間は以下のとおりです。
学科試験 | 10:00~12:00(120分) |
実技試験 | 13:30~14:30(60分) |
学科試験は、前半30問は○×の問題で、後半30問は三者択一の合計60問の試験になります。(※6割(36問)正解で合格)
これは金融財政事情研究会で受験しても、日本FP協会で受験しても同じ問題で受験することになります。
実技試験は、金融財政事情研究会と日本FP協会で異なります。
金融財政事情研究会では、「個人資産相談業務」、「保険顧客資産相談業務」のいずれかを選択して受験申込をすることになります。事例形式で大きく5問の出題があり、小問が各3問ずつで、合計15問の三者択一の問題となります。(※50点満点中30点以上で合格)
日本FP協会は、「資産設計提案業務」のみなので、それ以上の選択肢はありません。大きな分類などはなく20問で三者択一の問題となります。(※100点満点中60点以上で合格)
どちらも、午前の学科試験に比べると問題数は少ないですが1問の問題文の量が結構多くなります。
自分は日本FP協会で受験しました。理由は範囲が薄く広いほうが、自分のFPに関する勉強の目的と合っていると思ったからです。
受験料について
受験料は以下のとおりです。
学科試験 | 3,000円 |
実技試験 | 3,000円 |
試験日程について
試験日程は、毎年5月、9月、1月の年3回の実施となり、情報処理○術者試験も気になるシステム○ンジニアにとっては、4月、10月と少しずれているのは都合が良いと思って、当時受験していました。
その他特記事項など
持ち物として、電卓(計算機)を持参してよいのは、情報処理○術者試験しか取り組んでいないシステム○ンジニアにとっては、結構新鮮です。
とは言っても関数電卓はNGで、電卓を使用しないといけない問題もあまり多くはないため、押しやすくて四則演算ができるものであれば、十分と思います。
なお、システム○ンジニアの自分としては、FP技能検定がどのようなものかが、わかっていなかったため、振り返ってもここから初めて良かったと思っています。
それまでは、情報処理○術者試験の資格取得をできる限りで取り組んでいたのですが、用語の暗記の重要性があまりなく、特に午後の試験では実践力をペーパー試験で問うような問題で、「資格の試験ってそんな感じだよね。」という感覚が出来上がってしまっており、、、
実際、1回3級FP技能検定で落ちました。(※午前の学科試験で不合格)
例えばですが、以下のような試験問題で、
『マンションなどの建替えをするためには、区分所有者と議決権の4分の3以上の決議が必要となる。
○か、×か。』
解答は×で、正しくは5分の4以上の決議が必要となり、このような細かい数字を暗記しないといけない問題に全く慣れていない頭になっていたためです。
1回落ちて少しコツがわかった気がしたのと、FP技能検定は、情報処理○術者試験と異なり、一部合格の制度があるため、2017年1月の初めての受験で、学科試験不合格、実技試験合格の一部合格となり、2017年5月の2回目の受験で、午前の学科試験のみを集中して試験対策を行い、この2回目の受験で合格することができました。
上記で大分説明済みですが、当時の3級FP技能検定の受験関係については、以下でも掲載した経緯があるので、こちらも参照していただけたらうれしいです。
・FP技能検定3級を受験しました!
・FP技能検定3級の試験結果について
・これをやって、3級FP技能検定に合格!(たぶん)
なお、自分は2年前に購入したものなりますが、3級FP技能検定は以下の参考書と問題集での勉強で合格できたため、おススメの参考書です!
但し、FP3級に合格したら、すぐにFP2級を目指す方の場合、基本講義の参考書はFP2級のものでよいと思います。
2級FP技能検定について
2級FP技能検定についても以下で、受験資格、試験実施機関、試験実施時間と試験概要、受験料、試験日程などをまとめたいと思います。
受験資格について
2級FP技能検定は受験資格があり以下のとおりです。
①:日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
②:3級FP技能検定の合格者
③:FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
④:厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
上記②が一番正攻法に感じたため、3級FP技能検定 ⇒ 2級FP技能検定 の流れで受験しようと考えたのでした。
AFP資格を取得する考えがあるなら、上記①の選択肢もあると思いましたが、順番をきちんと踏んでステップアップを楽しむことと、FP3級の資格ホルダーになりたかったために、①は選択しませんでした。
※後述しますが、今思うと①は選択しなくて良かったと思う理由がまだあります。
なお「FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者」について、以下のとおりに公表されています。
次のいずれかに該当する場合、おおむね「実務経験」として認められます。
- 証券会社、保険会社、銀行、クレジット会社などの金融機関に勤務している方
- 保険会社(代理店)の職員
- 税理士、弁護士、司法書士、行政書士などで、資産に関する相談業務に従事している方
- 会計事務所の職員
- 不動産会社、建設会社など土地建物取引・建築・相談業務に従事している方
- 投資顧問会社の職員
- 生活協同組合などの共済等の担当職員
- 商品先物取引会社の職員
- 一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および、金融・財務・経理担当者
- 商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担当者および、ソフト開発担当者
上記を見て、普通のシステム○ンジニアでは、FP業務に関して2年以上の実務経験をしているとの主張は難しいとも思ったのでした。
試験実施機関について
試験実施機関は以下の2団体であるのはFP3級と同じです。
・金融財政事情研究会
・日本FP協会
試験実施時間と試験概要について
FP2級についても、午前は学科試験で午後は実技試験となっており、時間は以下のとおりです。※FP2級は午後が90分と長くなります。
学科試験 | 10:00~12:00(120分) |
実技試験 | 13:30~15:00(90分) |
学科試験は、60問の四肢択一の試験になります。(※6割(36問)正解で合格)
FP2級についても金融財政事情研究会で受験しても、日本FP協会で受験しても同じ問題で受験することになります。
実技試験は、金融財政事情研究会と日本FP協会で異なります。
金融財政事情研究会では、以下のいずれかを選択して受験申込をすることになります。事例形式で大きく5問の出題があり、小問が各3問ずつで、合計15問の記述式の問題となります。(※50点満点中30点以上で合格)
・個人資産相談業務
・中小事業主資産相談業務
・生保顧客資産相談業務
・損保顧客資産相談業務
日本FP協会は、「資産設計提案業務」のみなので、それ以上の選択肢はありません。大きな分類などはなく20問で記述式の問題となります。(※100点満点中60点以上で合格)
どちらも記述式で、自分で計算した結果を記述する問題もありますが、用意された選択肢から選んだ記号を記入する問題もそれなりにあります。
また、午後の実技試験では、電卓の重要度が高まります。FP3級と、FP2級の学科試験では最悪手計算でも対応できると思いますが、FP2級の実技試験で電卓を忘れると致命傷になると思いますので、もし受験する方は気を付けたほうがよいと思います。
FP2級についても日本FP協会で受験しました。理由は3級と同じ理由なのと、3級を日本FP協会で合格したげんを担ぐ意味もあったと思います。(※きんざいの生保顧客資産相談業務で受験したい考えもありましたが。)
受験料について
受験料は以下のとおりです。FP3級と比べると高くなります。
学科試験 | 4,200円 |
実技試験 | 4,500円 |
試験日程について
試験日程も、FP3級と同様に毎年5月、9月、1月の年3回の実施となります。
その他特記事項など
FP3級の受験でFP技能検定が、どのようなものかがわかってきたため、勉強の仕方は問題なかったと思います。
但し、午前の学科試験の対策に注力しすぎてしまい、午後の実技試験の試験対策がかなり疎かになってしまいました。
開き直って、学科試験の対策はある程度やったので、実技試験はその下地の力を使ってガンバれば何とかなるかもと思ったのですが、その考えがとても甘くて、時間切れで最後の問題までしっかり解けませんでした。。。
絶対不合格だと思って、かなり絶望したので、
これから受ける方については、午前の対策を実施した後に、午後の過去問を3回分くらいは実施して当日の試験に臨んだほうが良いと思います。
上記で大分説明済みですが、当時の2級FP技能検定の受験関係については「これをやって、2級FP技能検定に合格!!」で掲載した経緯があるので、こちらも参照していただけたらうれしいです。
なお、自分は2年前に購入したものなりますが、2級FP技能検定は以下の参考書と問題集での勉強で合格できたため、おススメの参考書です!
参考書で独学ではなくて最短で合格するように、FP通信講座に申込みを行いたい場合はこちらがおススメです!
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AFP認定研修について
AFP資格を取得するためには、AFP認定研修を修了する必要があります。
また、受講対象者別に以下の4種類に分類されています。
基本課程 | 3級FP技能検定に合格していない場合でも、「AFP認定研修(基本課程)」を修了することで、2級FP技能検定の受検資格が得られる。 2級FP技能検定の試験対策講座としても利用可能。 |
技能士課程 | 2級以上のFP技能検定に合格した人のためのAFP認定研修。 基本課程よりも短期間(1カ月程度)の通信講座で研修を修了することができる。 |
3級課程 | 3級FP技能検定向け講座を修了した人のためのAFP認定研修。 |
税理士課程 | AFP認定研修の受講時点で、税理士会又は公認会計士協会に登録されている人向け。 |
2級FP技能検定に合格後での申し込みのため、技能士課程での申し込みでした。
実際にやってみてですが、課題として提案書作成の課題があり、これがFP2級を合格した後でも、かなり難しく感じてしまい面喰らいましたが、よく参考テキストを読むと、提案書の作成方法が分かりやすく詳細にまとめられていたため、取り組んでみたら、自力でも問題なく提案書作成の課題を完成させることができました。
前述で頭出ししましたが、FP2級を合格してから、AFP認定研修を申込み事にして良かったです。
提案書作成の課題をきちんと自分の力でこなすことができたためです。
なお、AFP認定研修については、アーティス株式会社が提供する「AFP認定研修」の通信教育がおススメです!
アーティス株式会社さんは、年間14万人以上で利用されているeラーニングサイトで、WEB活用による効率化で『低価格+充実の講座内容』が実現されています。実際にやってみて、それが実現されていると思いますし納得の内容です。
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提案書作成の課題を主催団体に提出をして、無事にAFP認定研修の修了して、しばらくすると郵便でAFP認定研修修了証明書を頂けます。以下がそれです。
AFP資格の登録について
2級FP技能検定の合格と、AFP認定研修を修了の2点が揃うと、日本FP協会に対してAFP資格の登録が行えます。(AFP認定者になることができます。)
但し、登録には期限が決まっていて以下のとおりです。
2級FP技能検定に合格した試験日、又はAFP認定研修の修了日のいずれか遅い日の翌々年度末(3月)まで
また初回登録の際は、以下の内訳で22,000円の納入が必要です。※2年目以降は年会費の12,000円の納入が毎年必要。
入会金:10,000円
年会費:12,000円
なお、2年に一度で資格更新が必要で必要単位が以下と決められており、継続教育テストや研修・セミナーの受講などを行う必要があります。
①必要取得単位数:15単位以上
②課目要件:3課目以上
かなり安く必要単位が取得できる通信教育も存在していますが、更新の趣旨に沿うようにし、法改正された内容でのテキストを入手したいなどを考えると、2~3万円の費用が掛かるものと認識しています。
ネット上では、AFPは維持費が掛かることのマイナスイメージや、持っていても無駄というご意見もあると思いますが、自分はAFP登録することに決めました。
AFP資格を取得し継続していく事のメリットは以下と考えます。
- 日本FP協会からのフォローや、更新に向けての継続教育テストや研修・セミナーの受講などにより、最新の知識を把握しやすい。
- 電子、紙の冊子問わずで法改正されたテキストを入手することで、体系的かつ総合的な知識として学習が可能。
- 横のつながりなどのネットワークが広がる。(と思っています)
なお、実際に登録する場合ですが、オンライン登録が楽だと思います。(※実際にやってみて楽でした。)
免許証等のコピーが必要になるため、家にスキャナーがある場合だと、比較的簡単ですぐに手続きの対応が完了します。
登録の手続きが完了し、しばらくしたら以下の認定証、ライセンスカード、バッジなどが頂けます。
よくネットでもアップされている感じで真似してしまいます。
これからについて
これからの目標としては、CFP®資格の取得し、その後に1級FP技能検定を取得を目指したいと考えています。
情報処理○術者試験もまだ取りたいものが残っているので、それとの並行でガンバっていけたらと、、
CFP®は、CFP®資格審査試験という試験で、以下の6科目の各試験を全て合格する必要があります。
①金融資産運用設計
②不動産運用設計
③ライフプランニング・リタイアメントプランニング
④リスクと保険
⑤タックスプランニング
⑥相続・事業承継設計
上記全てを合格すると、1級FP技能検定の学科試験が免除になるため、CFP®資格と、1級FP技能検定の両方を取得したいと思う人には効率的な方針ではあります。
但し、CFP®資格の認定を受けるには、3年以上の実務経験が必要になります。
前述のとおり、普通のシステム○ンジニアでは厳しいため、このブログ活動をうまく使って実務経験だと主張するなど、ちょっといろいろと考えていけたらと思っています。
なお、意識高めを設定して、1級FP技能検定の学科試験も受験するという選択肢もありますが、、今のところは上記の方針で考えてみようかと、、、
一旦以上になります。
上記掲載内容は、以下のサイト等を出典とし弊サイトが作成したものになります。
日本FP協会
https://www.jafp.or.jp/
一般社団法人 金融財政事情研究会
https://www.kinzai.or.jp/
【今日の一言中国語】
ゴールデンウィークは楽しく過ごしましたか?(黄金周过得开心吗?)
黄金周:ゴールデンウィーク
开心:楽しく
过得:過ごす
では、みなさまのほけんライフがじゅうじつしますように♪
Thank you for reading through.
See you next time!